第10回日本肺高血圧・肺循環学会学術集会

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演題募集

募集期間および要項

募集期間

2024年12月5日(木)~2025年1月30日(木)正午

募集演題

第10回日本肺高血圧・肺循環学会学術集会
■一般演題
■シンポジウム(公募セッションのみ)
■症例(公募セッションのみ)

登録言語

日本語または英語

応募資格

医師/メディカルスタッフ/その他会員
※筆頭演者は会員に限定いたします。
※筆頭演者が非会員の場合は、下記より入会のお手続きをお願いいたします。
■入会・事務手続き

文字数

演題名:全角30文字以内(英語:半角60文字)
抄録本文:全角500文字以内(図表がある場合は全角450文字以内
※英字、数字は半角で入力してください。

演者数

10名まで(筆頭演者含む)

施設名

10施設まで

カテゴリー

一般演題

  1. 肺動脈性肺高血圧症(遺伝性、薬剤性、HIV、門脈性亢進症などを含む)
  2. 膠原病性肺高血圧症
  3. 小児肺高血圧症
  4. 新生児期の肺高血圧(PPHN、横隔膜ヘルニア、BPDなどを含む)
  5. 左心疾患に伴う肺高血圧症
  6. 呼吸器疾患に伴う肺高血圧症
  7. 慢性血栓塞栓性肺高血圧症
  8. その他の肺高血圧症
  9. 小児科領域の肺循環障害(Fontan循環、MAPCAなどを含む)
  10. 先天性心疾患(小児、成人)
  11. 基礎研究
  12. 画像・検査・診断(AIを含む)
  13. 薬物治療
  14. リハビリテーション
  15. 患者ケア
  16. チーム医療・医療連携
  17. 症例報告
  18. 私たちの新しい取り組み
  19. 私たちの新しいアイデア

シンポジウム・症例

以下のテーマにて公募いたします。

「シンポジウム」と「症例」の募集期間は、プログラム編成の都合、延長しませんので上記募集期間内(1月30日(木)正午まで)に演題をご登録ください。

  1. シンポジウム
    『PAHのスクリーニングはどのpopulationにどの程度やる?実際のプラクティスについて』
    ▼ セッション概要
    本セッションでは、「PAHスクリーニングに関する幅広い臨床研究や取り組み」を募集いたします。
    各種ハイリスク集団におけるスクリーニングの実態調査として、膠原病(特に強皮症)、先天性心疾患、門脈圧亢進症患者におけるスクリーニングプロトコルなどの具体的な取り組みについての報告を歓迎します。またスクリーニング方法の有効性評価に関する内容として、心エコー検査を中心としたスクリーニング方法の感度・特異度の検討や、AIを活用したスクリーニング精度向上の工夫、さらにはコストベネフィット分析などの研究も対象となります。さらにスクリーニングの実施体制に関する演題として、専門診療科と他科との具体的な連携体制、スクリーニング結果の評価基準と精査への移行基準の設定、そして発見された症例の治療開始までのクリニカルパスの確立など、実臨床における運用面での工夫や取り組みについても広く募集いたします。
  2. シンポジウム
    『心不全に伴う肺高血圧の治療戦略を再考する』
    ▼ セッション概要
    心不全患者において肺高血圧の合併は重要な予後規定因子であることが報告されています。現在までに肺高血圧を合併した心不全に対する確立した治療法はありませんが、実際の臨床や症例報告レベルで肺血管拡張薬が奏功することも経験され、より適切な層別化により既存の或いは新規の肺血管拡張薬がこの群の患者に対する治療薬として認められる可能性はあります。この層別化には、肺血管抵抗・右心機能に加えて、左房機能やそれらの負荷時の応答など複雑な病態整理の理解が必要です。
    本シンポジウムでは、心不全に伴う肺高血圧の病態生理を再検討し、エビデンスに基づく治療戦略を整理し議論したいと思います。特に、既存の肺血管拡張薬や酸素療法の役割を再評価し、SGLT2阻害薬やARNIなどの新規の心不全治療薬のPHへの影響や、右心機能右心不全の評価や予後に関連する因子の同定など、幅広く議論したいと考えます。心不全に伴う肺高血圧の治療戦略を再考することで、本セッションが心不全治療におけるPH管理の重要性を再認識し、実臨床での治療戦略の指針となることを期待いたします。
  3. シンポジウム
    『肺高血圧症とともに生きる―QOL向上のために各職種が考えていること―』
    ▼ セッション概要
    肺高血圧症患者は、息切れや呼吸困難といった自覚症状に加え、薬剤の副作用や運動耐容能の低下など、多岐にわたる苦痛を抱えています。その影響は、日常生活、社会的役割、さらには家庭内での役割遂行にも及びます。
    本シンポジウムでは、Advance Care Planningや就労支援をはじめ、患者の生活の質向上を目指した多職種の取り組みに焦点を当てます。看護師、理学療法士、薬剤師、栄養士など、さまざまな専門職が集い、それぞれの視点から議論を展開し、実際の現場での成功例や課題を共有し、より効果的な支援策を探ります。
    多職種による取り組みや成功体験、さらには改善が必要と感じた課題など、幅広いテーマでの発表を歓迎します。ぜひ、皆さまの知見を共有し、新たな可能性を共に模索しましょう。
  4. 症例
    『BPA vs PEA 境界はどこか?』
    ▼ セッション概要
    BPA vs. PEA 境界線を探るディスカッションへようこそ!
    • 「BPAとPEAの選択に迷ったあの症例」
    • 「自施設ではBPAだけど、この選択は本当に患者にとって最善?」
    • 「この症例、実はPEAも選択肢に入る?」
    • 「PEA+BPAハイブリッド治療を検討したいケース」
    など、治療方針に悩んだ症例をぜひご提示ください!

    CTEPHの治療方針は、「PEA外科医、BPA実施医、肺高血圧を専門とする内科医を含む多職種チームで慎重に検討すること」が推奨されています。PEAは血栓の外科的到達可能性と手術のリスク・ベネフィットを検討し、手術適否が決定されます。PEAとBPAが両方実施可能なグレーゾーン領域に病変が認められる症例や、片側肺動脈に中枢型病変、対側肺動脈に末梢型病変を認めることがあります。このような場合にPEAまたはBPAどちらを選択すべきかは多職種チームで検討すべきです。しかし、PEAのエキスパートが在籍する施設は限られ、多くの現場ではBPA実施医や内科医が治療方針を決めるゲートキーパーとなっています。その結果、日本ではBPA中心の決定が行われている可能性が指摘されています。

    このセッションでは、 経験豊富なPEA外科医、BPA実施医、肺高血圧を専門とする内科医とともに、実際の症例をディスカッションしながら、2025年現在における「BPAとPEAの適切な境界線」を模索していきます。あなたの症例が、今後の治療方針の見直しや進歩に貢献する重要な一歩になるかもしれません。

    ぜひ、貴重な症例をお寄せください!

Young Investigators Award(YIA)について

応募資格

  • 「日本肺高血圧・肺循環学会」会員の方
  • 2024年度終了時点(2025年3月)において40歳以下の方

※上記2つの条件を満たしている方が対象です。
※学会から授与される八巻賞、Jamieson CTEPH award、学会奨励賞に選出された場合には、学術集会時の「YIA(Young Investigator Award)」の選考対象から除外されます。ご了承ください。

応募方法

学術集会の演題登録の際に、一般演題を選択し、「Young Investigators Award(YIA)」に「応募する」を選択してください。

※「臨床研究」と「基礎研究」の2セッションを予定しております。

選考方法

事前

演題登録後、学術集会YIA選考委員会の厳正な審査により、候補者を複数選出します。

当日

候補者は、学術集会当日にYIAセッションにて発表を行い、その発表を審査した結果、授与者を決定します。
なお、選考委員の当該施設に所属する方が、YIAの候補者となった場合には、当該選考委員はその候補者の最終判定には加わらないものとします。

演題応募方法

『一般演題』『シンポジウム』『症例』とも本サイトからのオンライン登録となります。
本ページ下部の「新規登録ボタン」よりご登録ください。

倫理承認について

日本肺高血圧・肺循環学会学術集会で発表される医学系研究は、研究倫理に関する指針や法律等を遵守して行われることが求められます。演題登録時に倫理承認状況の申告が必須です。
演題登録画面にて倫理承認が必要な演題であるかどうかを選択して、倫理承認が必要な演題の場合は、承認番号を入力してください。

利益相反(COI)について

演題登録時に筆頭演者の利益相反申告が必要です。演題登録画面にて、発表演題に関連して、開示すべき企業や営利を目的とした団体とのCOI状態(過去3年)の有無を申告ください。
また、COI状態の詳細は、演題発表時に発表スライドにて開示してください。

※COIについての詳細はコチラをご確認ください。

演題登録

下記ボタンより、演題登録ならびに確認、修正をお願いいたします。

新規登録確認・修正

注意事項

  • 演題登録後、確認のメールが配信されます。届かない場合は、正常に演題登録がなされていない可能性がございますのでご注意ください。
  • 演題募集期間中に限り、登録内容の確認、修正、削除が可能です。登録完了後に画面上に表示される登録番号とパスワードが必要になります。セキュリティー保護のため、登録後のパスワードについてのお問い合わせにはお答えできませんので、必ず控えておいてください。修正、削除した場合も、確認のメールが配信されます。

※万が一パスワードを紛失した場合は再度新規登録を行い、パスワードを紛失した演題は削除する形になります。パスワードを紛失した演題の削除を希望する場合は、運営事務局までE-mail(10jpcphs@convention-plus.com)へご連絡ください。

演題の採択について

演題登録時にご入力のEメールアドレスへ、4月中旬に採否通知をお送りいたします。

※ご登録後の重要なご連絡はE-mailで行いますので、通常使用しているアドレスをご登録ください。

お問い合わせ先

第10回日本肺高血圧・肺循環学会学術集会 運営事務局
株式会社コンベンションプラス
担当:原 祐子、畠山 太郎
〒113-0034 東京都文京区湯島2-31-14
ルーシッドスクエア湯島5階
TEL:03-4355-1137
E-mail:10jpcphs@convention-plus.com

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